プロローグ

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プロローグ

「ゴメン…ゴメンね……」 暗い路地裏。 破け、くすんだマントを着た女性が、柔らかいタオルに包まれた赤ちゃんをぎゅっ。と抱きしめながら、涙を流す。 「…きっと。いつか迎えに来るから」 ーだから、健やかに生きてー
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