241人が本棚に入れています
本棚に追加
/24ページ
このまま屋上にいても萌えもない上に寝れもしない事に気づいた俺は、悠貴を残してさっさと帰ることにした
え?親友じゃないのかって?…俺にとっては 萌え>昼寝>悠貴>ゴミ だからさ
え?最後はいらない?…まぁ、いいじゃん
ってことで、周りの不良達にちょっかいかけられないようにさっさと出ますか
「悠貴~、帰るからな~」
一応小声で言っておくが、多分聞こえてはいないだろう
…さ、行くか…
俺は下駄箱に直行して学校を後にした
ん?鞄?………あんなただのかわの固まり持ってってなんになんの?
ってことで家に放置してある!
…しばらく歩いてたらさ、なんかもめてるような声が聞こえてくるんだけど…
…これは、見るしかなくね?←野次馬精神
喧嘩かな?
俺は少しワクワクしながら路地裏を覗き込む
「オイ、なにすんだよ!」
「うっせぇな、黙って付いて来いっつってんだよ!」
…ちょ、なにアレなにアレなにアレ!!!
美少年が不良に誘拐されそうになってんだけど…
…性格はまあ…男らしい…けど、悠貴と釣り合うよあの子!
これは…悠貴に連絡するしかなくね?
最初のコメントを投稿しよう!