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「おはよう。」
「おはようございます。」
何気ない朝の挨拶。
仕事に向かう途中に通る小さな花屋。
僕は、キミに挨拶をした。
今日・・・・・・
初めて・・・。
キミは、少しだけ驚いた顔をしたけれどすぐに笑顔で僕に挨拶をしてくれた。
そして、すぐに
「いってらっしゃい。」
キミの声が後ろから聞こえた。
僕は、恥ずかしくて足早にキミとの距離をとっていたから。
僕は少しだけ振り向いて、
「・・・いってきます。」
チラッと見たキミは笑顔で僕を見ていた。
その時、僕の後ろで声がした。
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