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「百人の兵隊より、森に詳しく弓の名手でもあるステッラ以外、誰も連れて行きたくありません。」
自分の意志をハッキリと言った事のないルーナ王女の、強い決心に国王はさらに驚きました。
「ルーナ王女の仰る通りです。百人も兵隊を連れて行けば、良からぬ事をする者が、隠れてついて来る事態も考えられます。」
ステッラの賢明な意見を踏まえ、しばらく考えてから、ガラッシア国王は娘の外出を許す事にしたのです。
もちろん、娘を守る護衛を後からつける事を、国王は忘れていません。
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