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『見た目と違って……』
確かに香澄の胸は、他の人よりも大きい。そんな風に見られていたなんて思ってなかった。
振られるんだったら友達のままの方がよかった……。告白されたあの時、彼に初めてをあげればもっと長続きしてたのかな……そんな事を考えた。
次の恋をしよう。
次の恋をしてもっとカッコいい彼と腕を組み見返すんだ。
振られてクヨクヨするような性格ではないと思っていた。しかしそのすぐ後、女の子と一緒に歩く彼の姿を見てショックを受け涙した。
やっぱり彼の事が好きだったんだと気がついた時にはもう遅かった。
そして香澄の初めては、次に好きになった人に付き合う前にあげた。しかし、彼は付き合う前に去っていった。
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