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食事を進めても武史の皿の料理は減らない。しかしそんな事は気にせず二人は武史の思いで話をし、そして、最近あったことを武史に聞かせるように話した。
「ママだけずるい」
食後、デザートを口にしているとひかりが呟いた。
「ごめんね。これからは二人でお祝いしようね」
香澄は優しく微笑んだ。
夕食の片付けも終え風呂から上がると、「おやすみ……」とひかりは寝室へ。
「はい、おやすみ」
挨拶を返し香澄も入れ替わりに風呂へ。そして上がると再び軽く薄化粧をした。
そして身なりを整えあの時、最後のプレゼントとして貰ったピアスとネックレスを身に付けた。
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