ひと月遅れ、僕のお盆

今、お盆です。

娘と妻以外の手紙はあまり興味がない。何故かというと親戚の人になると大体白紙だし、そこの子供とかになると
『僕ね、今3D○欲しいんだ~』
…サンタさんか何かと勘違いしてるのかい?
『あたしのジャンボで三億円当たりますように。』
カミサマに頼みましょうか。
なんて、かなりどうでもいいことをお参りで考えてるからだ。
手紙をまとめて、

｢よいしょ、｣

立ち上がり、フラフラ終わりのない永遠の天国という土地を散歩することにした。

こんな風にぐうたら、だらだらしながらほとんどみんな帰省したお盆をすごす。これは僕の普通のお盆の過ごし方。
なぜ帰省しないのかというと、僕は一月遅れで帰省したいというのが本音で、そのためには本当のお盆の時は我慢して、その分の帰省できる日数を一月後にまわさなければならないから。
そのために、いまは

｢昼寝しようかな･･･｣

この暇なお盆を天国で過ごそう。