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いつものように、自分で応急処置をして帰路につく。
「…………」
一日、久崎グループは動かなかった。
「久崎か……?」
彼があのあと何をしたかは分からない。だが、久崎が関係しているのは火を見るより明らかだ。
「久崎の奴、なんかしたのか?」
「分からないな」
「町神でも分からないものなのか?」
「私は一人だからな。あの時はミコトと話していただろう」
「そーゆーもんなのか」
「神にも限界はある。ましてや、力の弱い神の私にはなおさらな」
「…………」
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