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[dark road]
僕が歩くのは 闇の道
太陽なんて嫌いだ いつも僕の体を焼いていくばかり
僕が好きなのは 月の輝
いつも僕を優しく抱きかかえる
確かに頼りなくて 雲に覆われ消えてしまう時もあるけど
それなら 僕の姿も闇に溶けよう
たとえこの闇が僕に襲いかかって来ても 僕は逃げない
君無しでは 僕で居られないから
たとえそのまま消え去るのだとしても 僕はそれを受け入れよう
君と共に生きると決めたから
僕は昼間の道を 歩かない
太陽は僕を嫌っているから
だから僕も 太陽を嫌いになろうとしている
でも嫌いになりきれないんだ
確かに頭では分かっている でも心とカラダがそれを拒む
逃げるな 前を見て立ち向かえと
いずれ答えが 出たとしても
始めからあきらめちゃいけない
始めから終わりなんてないから
いずれ終わりが 来るのだとしても
それまでの事実を否定しないで
自分の気持ちさえも否定する事だから
僕が向かう先は闇の中 その中の光を掴みとるために
いつかこの体が 眠りにつくまで僕は歩き続けよう
それが僕の定めなら
いつか全てを 失うその日まで
心を止めずに 全てを恐れず ただ前を向いて
闇の道を歩いていこう
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