[翼]

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[翼]

風が凪がれ 花が舞う 鳥は歌い 風に乗る その翼はとても頼りないけど 上手に風とたわむれる どんなに荒れ狂う風の中でさえ 羽を休めることができなくても めげずに虹の端っこを探して空を旅する その先に何があるかわからなくても ただ自由に空を舞い続け風とたわむれ続けていた その姿を 僕は眺めていた ずっとずっと 窓の内側から その姿は今にも消えそうだと言われたけど 僕は鳥達の姿を眺め続けた あまりにも眩しくて 手には入らないものだけど 僕は願い続け今日もまた空を眺める そうしたから何が変わる訳じゃない でも諦めたらそこで終わるのを知っているんだ だから 僕は永遠に願い続ける
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