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『これより、ミッションを与える。
残り20分までに他のプレイヤーとペアを組み、相手にコードを1本切断してもらえ。
できなければ強制爆破。
ただし、切ってもらうのは異性。』
宮田「他の人いるんだ…。」
実は、この城の中には他にも男女7人のプレイヤーがいる。
それぞれ別のプレイヤーの存在を知らないまま、孤独な戦いを始めていた。
みんなそれぞれコードを事前に切断している。
灘坂剛 赤
一ノ瀬健吾 緑
小林優花 白
森崎実里 黄
山田正昭 青
中沢誠文 オレンジ
井口佐知子 赤
残り20分までに他の異性のプレイヤーとペアを組み、相手にコードを1本切断してもらわなければならない。
灘坂「女は男を、男は女を!?」
井口「私だけじゃなかったんだ。やってたの。」
一ノ瀬「どうしよう、時間がない!」
「あっ、いたいたいた!」
小林「健吾さ~ん!」
宮田「ええっ!ちょっと、ダメなの?」
小林「健吾さんは私のもの~!」
宮田「もぅ~…。」
異性探しは早い者勝ちだ。
山田「誰か~、誰かいないの?女子。」
ガチャッ
山田「おおぅ!」
森崎「ああっ!いた!」
山田「おぉ~すごい!」
森崎「やった~!」
思わずハグする2人。
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