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ルネアは意を決したように口を開く。
「あなたは死にました
これは決定事項です」
その言葉に修は頷く。
「死んだ時の記憶はないが
いいだろう、俺は死んだ」
「なので、異世界に飛んでもらうわね」
その言葉を聞いた瞬間
修の反応が変わる。
「それって所謂、転生?」
修の疑問にルネアは
「ええ」
っと満面の笑みを浮かべながら言った。
修はこめかみを抑えながら
いくつかの質問をしていく。
「お前、神…?」
「ええ、と言っても
私は創造神に属するものだけど
全知全能というわけでもないの
あくまで、
この地球という場所でのみ
絶対の力を誇るわ、
つまり他の世界に行くと
私の力は弱くなるってことね」
ルネアの少し長い説明に
修は無表情で
「聞いても無い事まで
話してくれて、ありがとう」
と言った。
「で?俺の出身知ってるんだよな?」
「ええ、知っているわ」
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