~prologue~

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その瞬間―、 修の目は鋭くなる。 それはまるで 獲物を見つけた狩人の様に。 ただ少し違っていたのは 彼のその目が酷く冷たく、 酷く 濁っていたこととだろうか。 「なぜ、それを早く言わない……」 彼はその冷たい目を ルネアに向ける。 その時、ルネアは 言いようのない恐怖を感じていた。 そう―、 神である彼女が 神城修というヒトに対して、 恐怖を感じていた。
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