4 捨てる女神あれば、拾う女神あり【前編】

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「どーゆーこと? つーか、この人アタシの後ろにいたし? つーか絶対この人だしっ!」 尚もミニスカギャルは納得いかないと言う様子。 「いえ…、私はこの方の隣りにいました。 私が見る限り、この方は不穏な行動なんてしていませんでした。 ……それに、さっき貴方が痴漢って言ったら、真っ青な顔をして走り去った男性がいました。 もしかしたら多分、貴方の左側にいた人だったと思いますが…?」 その女性は、凛とした表情で臆することなく話してくれた。
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