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怒涛のような1週間だった。ぐったり…。
「ところで、そっちはどうなの?お目当ての彼とはいい感じ?」
「…椿姉。大人なのにそんな話好きなの?」
「女はみんな好きでしょう、こんな話」
「挨拶はするよ…でもそれ以上はないかな」
「他のメンバーはどうでもいい感じ?」
にやにやしちゃう、なんか希かわいい!
「そんなことないよぅ…、なんか毎日夢みたいで…」
「何が夢みたいなんですか?」
「!」
2人で話していると不意に後ろから話しかけられた。びっくりして振り向くと若い男が1人立っていた。
「あーーーーーっ!!」
「え?」
男が、大声で叫んだ。何?何?
「あなた!あの時の!!」
あの時…?
まじまじと男を見るが、全く覚えがない。っというか、今まで大勢の男を見ていたせいか…関わりがあったとしても覚えていない…。
「ちょっと、土方さーん!」
男はどこかへ走って消えた。
「え…っと、何あれ?」
希に聞気ながら顔を見ると…真っ赤!
「あ…あの人が、沖田…さん」
「へぇ~、ってええっあれが?」
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