その4

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「かっこいい…沖田さん…」 え?かっこいいか??きれいな顔してるけど… 『ガキじゃん…』 っと心の中で毒ずく。どこに走って行ったんだろう。土方さんとか言ってたけど…土方ってあの土方だよね…? 少しして、わーわー言いながら帰ってきた。 「だから、会ったらわかりますって。早く―」 「総司!おらぁ忙しーんだよ。お前にかまってる暇ねぇーんだ」 「いいからー早く!」 沖田さんが、土方さん?を連れてきた。 「ほらっ!見てください!!」 「…」 「…!」 「「あーーっ!!」」 お互いに指をさしあう。この人…あの時の!!! 「お前はあの時の女!」 「ア…アァ、ソウデスケド…」 あの時は怒りにまかせて思いっきり嫌な顔して帰ったけど…再会は…厳しい。 逃げ出したい…。 「お前、あの時本当死にかけたんだぞ。わかってるのかっ?」 大きな声で…わかってるけど…。 「ワカッテマス…」 「なんだ!その態度は!」 私の態度にさらに怒りを増してらっしゃるようで… 「だいたいなぁ、丸腰で刀持ったやつにくってかかるたぁ「死にかけたって…何?」
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