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「プーッ!」
思わず吹き出してしまう。それに反応した斉藤さん。
「どうした?」
椿姉のまね…ウインクのまま私の方を向いてくる。
「あははははっ!斉藤、おぬし面白いのう!」
芹沢さん、大爆笑!つられて、みんなも笑い出す。
斉藤さんって…天然??
「普通に見えて、斉藤は相当酔っているぞ。椿のいいおもちゃだな」
「なーんか、堅物な近寄りがたい人って想像してたのに、いい玩具みつけた」
「総司…、飲んでないときは危ないぞ」
近藤さんと沖田さんが話している。
「今のうちに2人を玩具にして遊びましょう!希さん!!」
「えっ?」
「早く早く♪」
悪戯を思いついた子どものような笑顔で、沖田さんが私の手を引く。
手…つないじゃった…。
「…何するんですか?」
「こうするんですよ」
原田さんが腹踊り用に使った筆を持ち、
「椿さーん、お化粧しますねー」
「きれいにーしてくらさ―い」
椿姉の眼に丸を書いた!!!
「こちらも鏡だから同じヤツ♪」
斉藤さんにも同じことした!!!
「うむ、同じだ…」
納得した様子の斉藤さん…いやいや…いたずらされてるんですよ!!!
「希さんも、ハイ♪」
満面の笑顔で筆を渡してくる沖田さん。えーーーっ!!!
「早く早く」
すっごいせかされて…、いやとも言えず私が書いたのは…。
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