用心棒

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「すみませんね、タルバンの武人の情報は持ってないです。」 ならよかった……悪い知らせかと思った。 「ただ、ガーナという女性がとらえられ、身体中の血を抜かれたとか。悪魔から買った情報ですが、飲んでも何も起きなかったそうです。」 「ガーナが……そうですか。」 ガーナはタルバンの牢屋に、魔法を使えなくする手錠をはめて閉じ込められていた。何も抵抗できずに殺されたのだろう。 ガーナも神の血を引くが、突然変異はしなかった。ならば、やはり一級神のサラの血だけなのだろうか。 サラは小さくため息をつき、買い物を始めた。援助価格とかで結構安くしてもらい、色々なものを買うことができた。
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