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そこに首をつっこんで来たのはなんとラピスラだった。
意外だな、明日ひょうでも降らなきゃ良いが。
「だいたい返せば良いんだから別にいいじゃない」
で、ラピスラの最後の言葉で500円玉騒動は幕を閉じ授業を再開するのであった。
幕は閉じてなかったらしい。
今は放課後でここは商店街の裏道。
「お前たちも本当にうざいな」
「お前、ラピスラ様とどうゆう関係だ」
こいつらラピスラの親衛隊か。
頭に着けてるハチマキに、『LOVEラピスラ』と書いてある。
「どうでもいいか。皆のものかかれー」
大群(ヲタクの大群)が一斉に襲いかかって来た。
はっ!あそこに1000円札があるだと。
『スキル5、5LV11物拾い』
大群の隙を一瞬で見抜き確実、正確にそこを通り大群を抜け1000円札を拾う。
後ろを見ると将棋倒しのように皆が(前のやつはかべに)前のやつにぶつかって倒れてた。
大将らしい人物がレイピアを振り襲ってきた。
これはさすがによけれないぞ。
レイピアを見て動きをあわせて何とか避けてるが……ここまでのようだ。
壁だ。後ろの壁が邪魔でよけれない。
「終わりだ」
大将がレイピアを振り上げた瞬間、レイピアが空に飛んだ。
俺はなにもしてないよな。
右上の方を見ると薔薇のような赤い瞳に茶色のふわふわな髪の少女が拳銃を持ちながらこちらを見ていた。
少女は射った後のような感じに銃をこちらに向けていた。
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