小説のルール

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④「てにをは」を正しく使う 「て に を は」とは、助詞などを含む日本国の正しい使い方です。 つまり、「で」「に」「を」「は」「が」「も」など、語句と他の語句との関係を示したり、一定の意味を加えたりする接着剤のような効果があります。 ⑤音の重なりや「の」の連続を避ける 【例】 「自分の自前の自転車」など、音が重なったり、違和感を感じるため避けたい表現です。 ⑥重語(二重表現)は使わない ⑤と似てますが、「頭痛が痛い」のような同じ意味の言葉を重ねて使うと、恥ずかしいですね。 ⑦文末の重複を避けること 「~だった」「~した」「~と言った」というふうに文末が必ず“た”で終わることを『た切り』と呼ばれ、初心者感を読者にあたえてしまいます。 かといって、文章作法の文末は「た」か「だ」のいずれかしかありません。 避ける方法としては、「る」や名詞で文末を終わらせる『体言止め』という手法を使いこなすと初心者卒業です。
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