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父「…ちゃん！麗ちゃん！？」
麗「あ、すみません考え事してました…何ですか？」
「それより何でウィッグとマスク外しちゃったんだ！？それでアイツが寄ってきたんじゃないか？麗ちゃん可愛いから…！」
「そ、そんな事はありえませんわ。それに学校ではちゃんと着けてますから心配しなくても…」
「しかし…学校じゃない所でモテてしまうだろ？心配だよ麗ちゃん…」
「大丈夫です、私がモテるなんてありえないですし。それにお父様が大好きですから。それは変わりませんから…」
「う、麗ちゃーん！！」
「分かりましたから抱きつかないで下さい…！」
「し、しまった…ついつい…。ママにまた怒られてしまうな…」
「…はい。お母様が怒るとコワイですからね…あの時みたいに…！」
「うむ…！抱きついたってのは内緒な？」
「…そうですね…。あぁ、それよりもう眠いです…早く帰りましょう…」
「そうだな！麗ちゃん、眠るまで見ててあげるからね！」
「………大丈夫です」
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