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もう一人の親
その時の俺は
何もやる気がおきず、
荒んだ生活を
していたと思う。
そんな生活の中での
唯一の理解者が
俺の主治医だった。
俺が産まれた後、
耳が聞こえないと
わかった時から、
ずっと
診てくれた先生だ。
俺にとっては
もう一人の親だった。
何度も悩み相談に
のってくれた、
俺が父親を
傷つけてしまった時も、
優しい目で何も言わず
聞いてくれた。
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