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・・・・や
あ・・・・・・・や
えっ?
「あや」
声が、だんだんはっきりと聞こえてくる。
「彩、起きて!」
私は、その声で現実の世界に引き戻された。
『・・・・那知』
目の前には、敵で嘗ての弟であった那智と同じ名の大切なシモベの那知がいた。
「大丈夫?
すごい魘(ウナ)されてたけど」
私は、額に手を当てた。
額は、汗でベタベタする。
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