なんだコイツは!
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「なーんかおもしれぇことねーかなあ。」 中庭の誰も寄り付かない特等席で、 寝転がって独り言を呟く。 そーいや、こないだの大男、 あんなツラして猫好きってのぁウケたなぁ。 須藤のことであった。 「ぶっ!」 公園で強面の大男が猫を可愛がる。 あの日のことを思い出して彼は笑った。
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