なんだコイツは!

4/7
前へ
/58ページ
次へ
  桐島はA組へと足を運んでいた。 須藤哲男を見るためだ。 「うわっ!き、桐島さんっ・・・」 「ち、ちわーッス!!」 A組の生徒たちは、 タメであるはずの桐島に敬語で挨拶をした。 「なあ、スドーってどれ?」 桐島はぶっきらぼうに聞いた。 「えっ?あ、あいつッスケド・・・」 やばい、ケンカが始まるかも・・・ クラスの誰もが息を飲んだ。 桐島が須藤を見た。 あれっ? あいつ、もしかしてこないだの・・・?  
/58ページ

最初のコメントを投稿しよう!

95人が本棚に入れています
本棚に追加