1人が本棚に入れています
本棚に追加
「翔…今流行っているあの噂…知ってるか?」
「ん?…高校生が急に意識を失うってやつか?」
友人と学校の帰り道、最近有名になっている、ある[噂]について話していた
「3組の内田っていたじゃん…あいつ授業中に意識を失って病院に運ばれたんだぜ、しかもまだ目を覚ましてないんだって…」
「まじでぇ…?」
その有名になってきている噂とは高校生がいきなり意識を失う現象が増えてきたのである、最初はマスコミやメディアも夏のせいで元気な高校生が熱中症にかかっている、そう報道していたが秋になっても倒れる高校生が減ることはなかった
「なんかさ…この高校生が倒れるってやつ…最近よく聞くようになったな…」
「ああ、だけど変だよなあ、そういえば翔ってなんかパソコン詳しいよな!調べてきてくれよ!!」
「ハァ?やだよめんどくさい」
翔が即答すると友人のリクはむすっとした顔をした
「じゃあこれから翔が僕のバイト中エロ本買おうとしたら店長呼ぶから…」
「分かった…どれくらい調べてきたらいい?」
それで良しと言わんばかりにリクがニンマリと笑った
「面白そうな記事があったら適当に印刷してきてー」
「了解…」
無駄な仕事が増えちまった…と翔は後悔した
最初のコメントを投稿しよう!