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授業の終わりを告げる、チャイムが鳴り。 それからホームルームを終えると、掃除が始まります。 けど中にはその掃除をさぼる人もいるのです。 ここにも1人。 今から掃除をさぼろうとしてる人がいました。 そろーり。そろーり。 泥棒のように音を立てずに。 シュタタタタ、と。 いや、ダーーー!!と、ものすごいスピードで走る女の子。 「結愛ぁぁぁ!!またかぁぁ!!」 毎回、毎回掃除をサボり。 幼なじみである男の子にそれを押し付けるその女の子こそ。 この物語の主人公なのです。
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