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先生のお誘いを、1秒も間を空けることなく受けて、ジェラート屋さんまで来たあたしと先生。 「愛坂さんは何にしますか?」 「ストロベリーにしようと思います。先生はどうしますか?」 こんな質問しといてなんですが、あたしは先生が何を選ぶかわかっていた。 きっとあれを選ぶ。 「うーん。やっぱりミルクティーですかね」 ほら。あたった。 予想が当たったことが嬉しくて少しニヤニヤしていると先生がじっとこっちを見ていることに気づく。 「ど、どうしました?」 「いえ、愛坂さんってよく僕のことを見て、そういう笑い方するなって思いまして…」 「………………え?」 気づかれてた気づかれてた気づかれてた。 こ、こんなニヤニヤして気持ち悪い顔してるのが先生にバレれたなんて… うわ、恥ずかしすぎて死ねる。 「え、あの、その。べ、べつにあたしがニヤニヤしてるのは必ずしも先生が関係し、しているというわけでは…」 駄目だ、めちゃくちゃ変だ。
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