前編

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世は乱世 戦が飛び交うそんな毎日 そんな毎日が愉しくて、愉しくてしかたない。 いくら殺しても罰せられない。 ふと声がした ある男に向かって近付いて来る足音 「阿修羅がいるぞ!!奴を殺ればぼろ儲けだ」 数人の男達はある男を囲んだ 「君達、馬鹿なの?」 その男の名は阿修羅 あの阿修羅から頂いたそうだ 「黙れ! お前は今から俺達に殺されるんだよ!」 阿修羅を囲む男達は騒ぐ 「はぁ…馬鹿なのね 仕方ないね、来なよ…相手してあげるよ」 男達は一気に阿修羅に襲い掛かった が 阿修羅の綺麗な剣さばきにより呆気なく倒れ込む 「…所詮この程度なのか」 阿修羅はそう言いながら歩き始めた 人はいつかは死ぬ運命 だから今を愉しまなきゃね
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