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真っ直ぐ前を見据えて俺の横を歩く先輩 本当整った顔してるな… 「…どうした?」 「え?あ、真壁先輩って格好いいなって…思っ…て…?」 驚いた顔で見つめてくる真壁先輩と近くにいた生徒たち 『お前はすぐ思った事を口にする』 「っ!や、あの!なんて言うか身長も高いし整った顔だしっ!めっちゃ格好いいなって!!」 って俺…弁解のつもりが褒めまくってない? 「…フッ…お前面白いな」 「すいません…」 イズミさんに怒られるよ… 「別に俺は格好良くはないぞ。ただ目標に近づきたくて足掻いてるだけだ」 「!…」 真っ直ぐ前を見据える真壁先輩は本当に格好いいと思ってしまった イズミさんも稀にこんな顔をする 「…目標に向かって頑張る人は輝くんです」 「…え?」 「きっと真壁先輩のそんな姿を見て、みんな先輩についていこうって思うんだと思います…やっぱり先輩は格好いいです」 「……」 「っ!すいません!生意気な事言いました!」
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