77人が本棚に入れています
本棚に追加
/185ページ
「すげぇ格好だったな…おい」
「あれが似合う子って中々いないですよ…」
「若いからだよ…後、3年たったら流石に…あ、でも可愛らしい感じの子だったし、どうだろ…」
「俺も負けねぇように、変装するか?」
「勘弁して下さい。あの子は許容範囲内ですけど、九王さんがあんな変装したら僕警察呼びますよ?」
「俺があんなカッコしたら恥ずかしいだろうが!ヒロ、俺にはどんな格好が似合いそうだ?」
ヒロ君は少し悩むと前方の方を指差す。
「あれ~、あれが似合う」
指を差した方向を見て慌ててヒロ君の指を下げさせる。
その方向には…
明らかに堅気の方とは思えない人達がたむろしていた。
「はっはっは、あれが似合うか、そうか、確かに俺以上に似合う奴はここには居ないかもな!」
「笑いごとじゃないです。やめて下さいよ?俺が警察に知らせる前に、他の人が電話しますよ」
最初のコメントを投稿しよう!