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「よくもまぁ、そんな時間いるもんだね…」
奈良さんは行ってしまった方向を眺めながら呟く。
「元気…過ぎるくらいですよ…」
口を開きっぱなしで驚いている杏…
「ど、どうする?追いかけようか…」
「う、うん一応心配だし…」
「じゃあ、僕はのんびり回らせて貰っていいかな?これから九王さんがくるみたいだし…」
「え?何とか常識人の奈良さんいないと困るんですけど…」
「大丈夫だよ、最後は助けてあげるから」
仕方なく、九王さんを待ってから水族館内を探すことにした。
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