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話を終え部屋に帰っていると隣の部屋から九王さんとヒロ君が出て来る所だった。
九王さんはこっちを見ると嬉しそうに話しかけて来る。
「おぅ、来たかいらっしゃい、お隣への挨拶は俺にはビール一週間分で、ヒロにはハーゲンダッツ一週間分でいいぞ?」
「これから、まだ引っ越しの準備があるのに早くもお隣に挨拶ですか?せめて、引っ越し終わってからにしてくださいよ」
「二週間分に増やしたら待ってやるよ」
「なんつー自分勝手な…」
そこで、九王さんは何かを思い出した顔になり聞いて来た。
「少年Xには会ったか?」
「少年X?誰です?」
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