少年X

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「部屋に居ただろうが」 「あの子ですか?てか、九王さん知ってたんですか?」 「お隣だからな、あの子だ名前が分からないだろ?中学でやった、分からない物にはXをつけるって奴だ」 「別にaでもyでも構いませんよ偶然xなだけです」 「だか、分からない物にはXがつくのは自然の摂理だ」 「そんな自然の摂理初めて聞きましたよ」 「じゃあ、俺の摂理だ」 「九王さんの摂理がなんで世界に適応されてるんですか」 「俺が世界の中心だからだ」 アホなやり取りだが、九王さんはいたって真面目なのがたちが悪い… 「そういえば、どこかにお出かけですか?ヒロ君も…」 「お前の引っ越しの手伝いだよ。ヒロは少年Xの観察だ」
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