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俺の荷物は引っ越しする予定だったのでまとめていて、早い段階で終わらせた。
しかし、杏は急に決まったので、まだ荷物があり同棲を始めるのは5日後になった。
その間は、天と俺との二人で過ごす事になる。
奈良さん曰く
「天君は普通の生きてる子供と考えていいよ、ご飯は食べるし飲み物も飲むよ味覚もあるしね。ま、普通の人と違うのはもの浮かせたり出来ること位だと思うよ」
「いや、充分凄いですって…と言うより霊なのに食べるし飲むんですか？すり抜けたりするんじゃ」
「すり抜けるよ、外ならね。その部屋は少し他の部屋とは違うから実体化するんだよ」
「違うって、何かしてるんですか？」
「聞いたらその部屋に居たく無くなるよ？それでも聞く？聞かぬが仏とか言い回しが言わなかったけ？それだよ」
「………やっぱいいです」
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