いただきます。

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俺はこの声が九王さんがワザと大きい声を出した事に気付いて、壁を睨みつける。 「ね?分かった?ヒデ君?聞いてる?」 「あ、あぁ聞いてるよ」 「本当?ま、いいわ。今日から挨拶行儀は徹底するから。じゃ、ご飯食べよっ?」 「あぁ…」 三人が席に着いたのを確認してお箸を持ち料理に手を付けようとする。 が、料理に手をつけるまえに手を叩かれる。 「話聞いてた?挨拶…」 「ご、ごめんなさい」 天はしっかりと箸を持って待っている。 「準備できた?明日から挨拶しないとご飯抜きだからね?よし、じゃあ食べよ~」 「「「いただきます。」」」
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