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目を覚ますと同時に杏が俺に抱きついてきた。
横では奈良さんとヒロ君が座っている。
「…天と九王さんは…?……ッ」
「はいはい、寝たまんまでいいから。今少し外で話してるよ。頭からは少し血が出てるだけだから、大事には至ってないようだし」
話終える前にドアの方から泣き声と一緒に天と九王さんが入ってきた。
天は俺と杏の前に来て泣きじゃくっている。
九王さんはヒロ君を連れて出て行った。
奈良さんもそれに続いて出て行く。
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