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「真琴、着いたぞ」
「んぅ…」
いつの間にか寝ていたらしい
叔父さんは俺の荷物を家の中に入れている最中だった
俺は手を組んで頭上に伸ばしてからあくびをした
家の周りを囲むように木が生えていて古ぼけた家が不気味さを増している
ワゴン車から降りてリュックを背負う
今日からこの家で暮らすのか…
残りの荷物をおろし家の玄関に入る
「…お邪魔します」
家の中は外の外見とは違い綺麗だった
「おう!!いらっしゃい、真琴の部屋はこっちな」
玄関を入って右端にある階段を上る叔父さんに声をかけられる
俺は靴を脱ぎ荷物を一旦置いてから靴を揃える
こうゆう礼儀は嫌と言うほど教わってきたから慣れたもんだ
荷物をまた持ち階段を上がった
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