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叔父さんが部屋を出ていってから自分の荷物を開けようとしたが途端にめんどくさくなり畳に寝っ転がった
すると足が見えた
寝っ転がっているから景色が反対に見えたが確かに窓の縁にYシャツと黒いズボンをはいて右足を左の股の上に裸足の足をおいて座っている人の姿を確認した
足からして若くて俺と同じぐらいの足の大きさだとわかった
「よぉ。」
俺は起き上がりそいつの姿を目に捕らえた
「……!?…お前は…さっきの…」
真っ黒な髪に紅色の瞳、色白な肌に異様に顔が整っていて狐のお面を頭につけている俺と同い年ぐらいの男が座っていた
「真琴…だったよな。よろしくな。」
「…お前誰だよ」
「俺は…」
狐のお面をしたそいつが喋ろうとした瞬間に下の階にいた叔父さんが俺を呼んだ
「飯♪飯♪」
狐のお面男は陽気に鼻歌まじりに階段を降りていく
行くのを躊躇したが狐のお面男に続き下の階に降りていった
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