プロローグ

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「……やっ!敦也!」 名前を呼ばれ俺は起きた。 「っせーな…」 「うっせーなじゃねーよ!ほら、早く帰るぞ!?」 いちいち声がでかい。 こいつは、平野 郁弥。 同じクラスのうるさいやつだ。 「わかったから声でけーよ」 何回ゆってきたセリフだろうか。 「なんだよ起こしてやったのにつれねぇなー」 と少しはぶてた。 今日は始業式ということで部活動は休みなのだ。 ちなみに俺と郁弥は、サッカー部に所属している。 実力は………さ、最強だ! 「なにやってんだ!置いてくぞ!」 郁弥は走り出した。 俺も小走りで郁弥のあとに続いて校門を後にした。 そのときにすれ違った女子とまさかこんなことになるなんて思いもしなかった…。
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