第1章【危ない隣人】

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私は、雪兄が帰ってくる少し前の午後6時の薄暗い夕映えを目安に、近くのコンビニへ出掛けてみることにした。 本当は、外へ出るだけで動悸を感じてしまう私だから 1人で何の目的も無く出かけるなんて、雪兄は決して許してくれない。 でも、今日は妙に浮き足立っていた。 これが、思わぬ事に繋がってしまうとも知らずに……。
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