第1章【危ない隣人】

5/31
152人が本棚に入れています
本棚に追加
/306ページ
私は、雪兄が帰ってくる少し前の午後6時の薄暗い夕映えを目安に、近くのコンビニへ出掛けてみることにした。 本当は、外へ出るだけで動悸を感じてしまう私だから 1人で何の目的も無く出かけるなんて、雪兄は決して許してくれない。 でも、今日は妙に浮き足立っていた。 これが、思わぬ事に繋がってしまうとも知らずに……。
/306ページ

最初のコメントを投稿しよう!