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「そんな事は分かっています。私達が仕事をしないせいで多くの生徒が困っているのなんかは分かっています」「正確には貴方が仕事しないせいですよね?その根本的な理由は、糞の役にも立てていないそれのせいではないんですか?」
副会長の話を遮り、未だフリーズしたままの会長を冷めた目で見上げる。
見下ろしたいのにwww無駄イケメンめwww
「そ…それは…「違うんですか?もし、それがもっと役に立っていたら、そう感じる事は一切ないと?」…」
黙り込む副会長、オロオロする王道君、石化した会長…ある意味別のカオスが出来上がっていた。
「…俺は、夢野副会長は良くやっていると思います。時には息抜きも必要でしたでしょう?でも、もう息抜きの時間は終わりです」
「…分かりました。そうですね…でも、大分溜めてしまったようで…」
副会長、なかなか性格いいなwww見直したぜwww
「大丈夫です。俺を誰だと思っているんですか?」
「…そ、そうです、だれなんですか!」
ハッと我に帰ったご様子の夢野副会長。
「だから言ったでしょう?俺は生徒会の家庭教師です、と」
これで副会長は大丈夫だな。
次は問題の会長様www
「少し会長、お借りしますよ?」
返答をお待たずに会長の襟首を持ちながら、生徒会室を後にした。
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