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後ろから送られてくる期待の視線を無視する勇気もないわけでして。
「それはできないな」
「何で？邪魔するなら有希でも殺すよ？」
あはははははwww
俺の命は短いらしいです。
でもね、ここで逃げたらカナメっちに殺されるので、どっちみち変わんないwwww
「しょうがないなwwwここで一つお兄さんが素敵なお話をしてあげ「いらない」…はい」
せっかく桃太郎壮絶バトルを語ってやろうと思ったのにwww
「じゃあ何でこんな事してんの？」
「有希に関係ない」
取り付く島もないっすwwwどら○も～ん助けてええええwww
「関係無くない。俺、橋架の友達じゃないの？」
とか青春っぽい事言って見たりww
「…友達？ねえ、俺がなんでこんなに怒ってるか知ってる？」
いえ知りませんwww
てかてか、俺もさっきからそれが知りたいのよ。
「有希のせいもあるんだよ？」
あははははは。ヤンデレの域を超えたwww
ジャリっとガラスを虫けらのごとく踏みにじりながら、一歩一歩近づいてくる橋架さん。
俺何かしたっけ？
俺の知らない間にまさか時代は進んでしまったのかwww
「有希は…俺のなのに…」
えwwwはい？
「美扇だっけ?それと付き合ってるの？」
「いいえ。全くそのような事はございません」
なんて事wwwそんなデマがこの事態を招いてしまったのか。
俺がそういうとパアッとお花が咲きました。
なんて素敵な笑顔。橋架さん。
「そっか、俺の早とちりか」
うんうん。
「じゃあ有希はやっぱり俺のだ」
わあ、邪神が大型犬に化けおったwww背後から安藤さんの空気がwww
「良かったあ」
「良くやった、有希」
カナメっち、褒めてくれるのは嬉しいんだけど、本人まだ目の前にいるんだけどおおおお？
大型犬からまた邪神に進化しようとしていたので慌てて橋架を宥めようとして…
ギュウウウウ！ウヘッwwwグルジイイwww
背骨が折れるかと思くらいきつく抱きしめられました。
いやあ、しかし、ここって風紀室だよね？今気づいたんだけど！
「橋架、お前風紀なの？」
「うん」
へえ。ダメだ、この学校は風紀が風紀を一番乱してるやん。
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