不協和音

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「じゃあさあ、これ、やってくれたらチャラにしてあげるよお?」 差し出されたのは 「アルバイト?」 『執事喫茶でアルバイトしませんか?』 とでかでかと書かれた煌びやかなチラシ。 おま、チラシにどんだけ金かけてんねん。 「あ?金なら払うからいいだろ?」 「親のお金でしょー?」 「俺もう会社創ってるから」 wwwお話が見えません。帰っていいですか? アルバイトってあのくそ高い扉、十年働かなきゃ返せないわwww 「トシ!お前が壊したんだから、お前「その必要はない」・・・でたああああああああ! ふ…ふううううきいいいいんちょううう! 「朝比奈。あれほど俺に迷惑かけないよう言ったよな?」 「…うるさいよ。俺は迷惑かけてない」 「ならこれについて説明しようか」 風紀委員長こと鏑木 綾羽カブラギアヤハ さん。 俺、この人の名前だけは覚えてたんだよね。 何故かって? 「金髪!マグネットピアス!服装、禁止事項が多すぎる!」 頭に竹刀を叩きつけられたのは記憶から全く消えてくれないwww ってことは橋架は副? 鏑木さんが見せに来たのは先ほどの窓ガラス損害の事らしく、散らばったガラスが写真に写っていた。 「有希のせいだもん」 も…もん…ってかわゆすぎるうううう! 「お前、危機感持て」 横からトシが溜息を漏らす。 「wwwだって、橋架可愛くない?」
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