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「本堂君大丈夫？」
手を差し伸べてくれる心優しい君は誰だい？
振り向くと、
「颯太きゅんｗｗｗもうもう、って、なんでここにいるんだい？」
「え？だって僕も２００メートル出場してたんだけど？」
へえ？
「いや、プログラムにはいなかったじゃないかｗｗｗ」
「ま、詳しいことはゴールしてからね。僕たちビリだよ？」
ｗｗｗオウフッｗｗｗ
「話してる場合じゃない…っていて…」
転びどころが悪かったのかしらんwww
「大丈夫ですか？残念ですが、棄権しますか」
いやいやいや、何気にそのまま颯太君も棄権する雰囲気なんですけど。
「落ち着きたまえ、颯太君。君はこのままゴールに向って走るんだ！」
その時だった。俺等に死刑宣告が言い渡された。
『そこの２人、失格だ』
ええええええ？
マイクを通した鏑木先輩の声もいかしておりますｗｗｗ
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