頭くるんくるんてそういう事じゃないわよっ!

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本堂の襖を足で蹴飛ばして閉める私。 「ごめんね、襖さん。貴方に恨みはないのよ、全てはこの石のため・・・・・・クク」 後半からダークサイドに落ちた感バリバリの謝罪を襖にすると、私は本堂を後にしました。 小走りで神社の小道を駆けていくと、辺りは薄暗くなっていて、もう夕方のよう。日が暮れてしまうとこの石を運ぶのはちょっとキツイ・・・・・・かもですが、 「ウオオオオ!!!!」 俄然、燃えてきちゃった☆ 神社を巡回する坊主も難無くクリア!あれ?坊主って神社に居たっけ?まぁいいや。たまには坊主だって来るもんです。 境内から離れ、神社から近くの薄暗い林に石を持って行きます。 え?家に持って帰る? そんなことしたら・・・・・・ 「HEY!!かむばっくまいほーむ!」 「は、今帰ってきたのねーちゃん?」 「my弟よ!」 「どうでもいいけどその石、ちゃんと元あった場所に返してこいよ」 「!?」 アタシの家族みんなエスパーだから確実に無理☆
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