prologue――9/10
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「まだ、終わりじゃない!」 血まみれになりながら、僕は叫んだ。 胸に穴を開けて倒れている少女の横で。 上半身だけになって地に伏している少年の前に立って。 手には黄色い光でできた剣を握り。 強く、血が出るくらい強く握る。 「ああああああああああっ!」 僕は叫んだ。 この理不尽な世界に向かって。
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