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「由利、おはよー!」 朝のざわつく駅の改札口。 昨日と同じ満面の笑みで私に手をふっているのは千花である。 「おはよう、千花。 遅くなってごめん。行こっか。」 電車にのり、3駅。 秋草駅から10分ほど歩いたら秋草高校につく。 「でねー、昨日愛菜がね…」 千花はいつもと変わらず話続ける。 いつもと変わらない日常。 いつもと変わらない… 私はふとあのメールの事を思い出した。
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