ブロローグ

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「好きです。良かったらお付き合いさせて下さい」 凛と発せられたその言葉に一瞬で私が感じられたのは驚きと戸惑いだけだった。 「は…い?」 多分その時の私の表情は物凄く間の抜けたものだったに違いない。 頭に広がる白。 だ…だって私… 死んでるんですよ。 そう幽霊ですよ。 笑っちゃいますよね…!? こんな私が誰か(生きている人間)に告白されるなんて!
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