プロローグ

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「校長の話いつも通り長かったね、雄作」   「ああ、おかげさまでめまいがするわ」  俺と美優が話しているところに友人のよっぺいこと谷口良樹(たにぐち よしき)が会話に割って入ってくる。 「なあなあ雄作、今度の土日で俺の兄貴が経営している民宿に泊まって遊ばないか?」 「それはいいな!」 「じゃあ決まり。雄作、お前の彼女も一緒にな」 「よっぺい、私は雄作の彼女なんかじゃないから。でも面白そうだから民宿には行ってあげる」 「じゃあ決まりだな!」 ということで俺たちは良樹の兄貴が経営しているという民宿に行くことになった。
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